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一枚板のテーブルに向いている木

 一枚板のテーブルに向いている木、オススメの木は何ですか?という質問をよく受けます。そこで今回は一枚板の特徴を踏まえて、どんな種類の木がテーブルに向いているのか説明します。

 前提として、テーブルは普通に使用する上では、そこまで極端な荷重や負荷はかかりません。そのため一般的な家具用材であれば十分な強度が得られます。それを踏まえた上で、紹介していきたいと思います。

 

 まず、重要なのは天板の硬さです。テーブルでは文字を書いたりすることがよくあると思います。この時一点に力が集中するため、柔らかい木だと刺さったり、凹んだりしてしまいます。なので、針葉樹のような柔らかい木質の木はオススメ出来ません。また、導管の太い木も凸凹が激しいため文字を書く際下敷きが必要になる場合があります。なので、頻繁に文字を書くような場合は針葉樹よりも広葉樹、広葉樹の中でも導管の小さい散孔材がオススメです。

 

 もう一つは反りや割れが生じにくい木を選ぶことも重要です。一枚板は、板の収縮を分散させることが出来ないため十分な乾燥が出来ていないと反りや割れが発生し易いです。また、十分に乾燥させていた場合でも使用環境によっては発生してしまいます。

 僕の今までの経験上、割れが入り易いのはナラの木がダントツです。個体差はありますが乾燥中にナラは大きな割れが入ってしまい、せっかく仕入れた板が使い物にならなくなってしまうことが何度かありました。

 反りについては、一般的によく動くと言われるのは楓と桜です。個人的には他の板とあまり変わらない気がしますが、、、

 それよりも、乾燥がしっかり出来ていない場合や、もともとその木が持っているくせ、使用環境の変化の影響が大きいと思います。木は伐採後も空気中の水分を吸ったり吐いたりしています。そのためエアコンや暖房の使用で湿度が極端に下がると板が縮んで反ってしまいます。反りやすそうな木を一般の方が見分けるのは難しいのでショップの店員さんに相談するのが良いと思います。

 

 最後になりますが、一枚板のテーブルとして使えるような大きな木は非常に少なく高価です。弊社の店舗に並んでいる木はその中でも長年の職人が選んだオススメの板になっています。また、万が一傷や割れ等が生じた際もすぐに修理に伺いますので安心してお使いいただけます。


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