ブラックウォールナット一枚板テーブル広島

 

 

木のこと

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天慶 鉋 元寿舟弘


 

 

 

木とは


  植物の中で幹のある種類のことをおおまかに木といいます。
  緑の豊富な日本では、街路樹や庭木、林、山等様々な場所で木を見ることが出来ます。木といっても、その種類は豊富で、日本にはおよそ1000〜1500種類、世界にはその何倍もの種類の木が生息していると言われています。また、同じ種類の木でも生息地域や環境によって一本一本、色、形、特徴が異なってきます。そのため、世界に一つしかない一点物の家具が生まれる訳ですが、木の持つ特徴を見極める能力も必要になってきます。


  

家具に向いている木


  木には大きく分けて針葉樹と広葉樹の2つの種類があります。針葉樹は葉が針のように細く尖った木(杉、ヒノキ、松等)。広葉樹は葉が広がった木(栗、ナラ、クルミ等)。一般的に広葉樹は針葉樹に比べて堅く身が詰まっているため家具に向いていると言われています。
  広葉樹の中にも軽い木、重い木、水に強い木、弱い木、割れ易い木、しなる木等様々な特徴があるため、家具の使用用途に応じて樹種を選ぶのもいいでしょう。
  また、現代では乾燥技術の進歩や薬剤の注入等で木の欠点を補う技術もたくさん生まれています。永く使う家具ですから、特徴に合った良い木を選びたいですよね!気になる方はお店で聞いてみてください!



一枚板とは

 
 一枚板とは丸太をスライスしただけの、全く接ぎ合わせをしていない板のことを一枚板といいます。
 一枚の板を構成する上で、木の繊維のつながりが少なくなるほど、木の特徴は消えていきます。逆に一枚板は接着を全くしていないため、メリット、デメリットを含め木の特性を全て残しています。また接着剤等の劣化も無いので、適切な環境を保てば長期間使用することが出来ます。
  伐採された木は様々な形状の板にされて家具に使用されます。1度木を粉々にして薬剤で固めるパーチクルボードやMDF、薄い板を積層のように貼り合わせたベニヤ、小さな角棒をたくさん接着した集成材、数枚の板を接ぎ合わせた接ぎ板等。全て木を原料として作られています。
 一般的に無垢の家具と言われているも物は、2枚以上の板を接着剤によって接ぎ合せた、接ぎ板を使用したものが多いです。数百年と樹齢を重ねた一枚板と、接ぎ板とではその希少価値が大きく違います。
 
 
 

一枚板のメリット、デメリット

 

 一枚板の最大の特徴は、大径木から滲み出る迫力、存在感だと思います。一枚板のダイニングテーブルとして使えるサイズ(直径1m前後)まで成長する木は非常に少なく希少価値が高いのも魅力の一つです。

 また、風雪に耐え数百年という樹齢を生きてきた木は強靭な幹を持っています。伐採されテーブルに加工された後も正しいメンテナンスを行えば、何代にも渡って愛着を持って受け継ぐことが出来ます。

 無垢の木を使った家具を使用する上で最も注意しなければならないのは、木の収縮です。これは木が湿度や気温の変化で水分を吸ったり吐いたりすることで含水率が変わることによって起きます。乾燥状態の悪い板を使用すると、木が収縮し、反りや捻れ、割れの原因となります。一枚板は接ぎ合せの板等と比べると、最もその影響を受け易いといわれています。

 板の宿命とも言える収縮を極力抑え、影響を受けにくくするためには高い乾燥技術や、板ごとの性質を見極める経験、加工技術等、様々なノウハウが必要です。

 

 創業半世紀を越えるきくらでは、仕入れから乾燥、加工、販売、納品に至るまで一貫して行っており、一枚一枚の板の特徴を見極めながら製造しています。また、販売専門の業者と違い、補修が必要な場合すぐに対応が可能です。メンテナンスの相談も随時承っており、安心して一枚板のテーブルをご使用いただけます。

 

 

 

きくらで販売している主な板


  きくらで主に取り扱いしている板について紹介していきます。

・トチ
 国産、散孔材、美しい縮み杢が出る。

・ウォールナット (産地や種類によってブラックウォールナット、クラロウォールナット、オレゴンウォールナット等)
 北米産が中心、半環孔材、三大銘木の一つ。

・クリ
  国産、中国産が多い、環孔材、木目が美しい、大径木が少ない。

・タモ
  主にロシア産、環孔材、クセのない通直な木目の物が多い。

・ナラ (ミズナラ、レッドオーク)
  国産、ロシア産、中国産、環孔材、国産の大径木は少ない。堅め。小割れが入り易い気がします。

・桜 (山桜、ミズメ桜、カバ桜)
  国産が多い、散孔材、赤味がかった木目が美しい。

・ケヤキ
  国産、中国産等、環孔材、日本ではいわずと知れた銘木。

・カエデ
  国産、北米産等、散孔材、堅く緻密な木目で磨くと美しい光沢が出る。


その他にも一枚限りの珍しい板もあります。詳しくはお問い合わせください。



杢とは


  通常の木目以外の美しい模様のことを杢といいます。杢が出ている板は希少価値が高く、場合によっては通常の何倍もの価格で取り引きされます。
 トチの縮み杢や、ケヤキの玉杢等が有名です。発生原因は定かではありませんが、長い年月一つの場所で様々な環境変化を耐え抜いた結果生まれてくるものだと思います。杢の出ている板は、その独特な模様から見る人の目を引きつけ魅了します。


 

 

鉋とは

 

  木工用の道具で、木材の表面を削って綺麗にしたり、カタチを整えることに使います。現在、一般的な台鉋は江戸時代中頃から日本で使われるようになり、それまでは槍鉋という棒の先に柳の葉のような形をした刃を付けた道具が使われていました。

  台鉋(以後、鉋)は木製の台に鉋の刃を組み込んだ構造で、鉋の刃が1枚のタイプと、逆目を止めるための裏金の付いた2枚刃のタイプがあります。板を削る際には2枚刃の鉋が使われることが多いです。

  鉋を使用することにより機械やサンダーで削るよりも板の表面を綺麗にすることが出来ます。また、美しい状態がより長く続くと言われています。しかし鉋で一枚板を削るには非常に高い技術と、たくさんの時間が必要になります。そのため、最近では手鉋をかけずに仕上げる工場が増えてきましたが、きくらでは手鉋での仕上げにこだわって全ての商品を製作しています。

 

・鉋刃の研ぎの様子

 

・ブラックウォールナット一枚板を鉋で荒削り

 

・栃一枚板を鉋で中仕上げ削り

 

 

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